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ドローンの操縦者に資格証明証、双葉電子工業など7社が養成スクールに

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は13日、ドローンの操縦者と安全運航管理者を養成するためのスクール認定制度を開始したと発表した。認定スクールにおいてJUIDAが定める科目を終了した操縦者と安全運航管理者に、JUIDAの資格証明証を交付。資格証明証を取得した操縦者や安全運航管理者を有する企業を対象に、専用の保険制度も導入する予定。

 認定スクールでは、1)無人航空機の歴史、種類、飛行原理、用途、市場等の無人航空機概論、2)航空法、電波法、道路交通法、民法等の関連法規・安全ガイドライン、自然科学等、3)無人航空機(主として小型マルチコプター)の基本的な機体構造、部品および整備等、4)基本的な操縦技術訓練、5)無人航空機の安全運航管理に関する基本知識とリスクアセスメント――を習得する。

 認定スクール第1号として、双葉電子工業株式会社(千葉県茂原市)、学校法人日本航空学園(山梨県甲斐市)、デジタルハリウッドロボティクスアカデミー(東京都千代田区)、NECフィールディング株式会社(東京都港区)、五光物流株式会社(茨城県筑西市)、サイトテック株式会社(山梨県甲府市)、日本DMC株式会社(静岡県沼津市)の7社が認定を受け、今秋よりスクールを開校。JUIDAでは今後、認定スクールを全国に広げていくとしている。

 JUIDAは、日本における無人航空機の産業振興を目指し、2014年7月に発足した産学連携のコンソーシアム。

(永沢 茂)