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ソリマチ、マイナンバー制度など最新法令改正に対応した業務ソフト「会計王17シリーズ」

 ソリマチ株式会社は、業務ソフト「会計王シリーズ」の最新版「会計王17シリーズ」を、11月27日に販売開始すると発表した。マイナンバー制度、消費税改正といった最新の法令改正に対応しているという。なお、イメージキャラクターには松岡修造さんを引き続き起用する。

 ラインアップは、会計ソフト「会計王17」「会計王17 PRO」、給与計算ソフト「給料王17」、販売管理ソフト「販売王17」、販売・仕入・在庫管理ソフト「販売王17 販売・仕入・在庫」、顧客管理ソフト「顧客王17」、NPO法人専用会計ソフト「会計王17 NPO法人スタイル」、青色申告ソフト「みんなの青色申告17」など。

会計王17
給料王17

 このうち給料王17では、マイナンバー制度対応を拡充し、取得から保管・利用・廃棄・完全措置管理まで、マイナンバーのガイドラインに則した機能を搭載した。給与計算データとは別にマイナンバーデータを管理しているので、安心して利用・保管を行えるという。マイナンバー制度対応に関しては、安全措置管理を中心に業務ソフトが対応すべき項目をクリアしていることから、第三者機関(CSAJ:一般社団法人コンピュータソフトウエア協会)の「マイナンバー対応ソフトウエア」認定も取得した。

 さらに給料王17では、給与所得控除の上限が見直された法改正対応するほか、マイナンバー記載の「平成28年度分扶養控除等(異動)申告書」にも迅速に対応する。

 会計王17では、消費税法の改正によって、2015年10月1日以後に海外からの書籍・Webサービスなどを購入・利用した場合の課税方法(リバースチャージ方式)が追加されたことに伴い、消費税申告書の変更に対応。このほか、会計王17では、これまでB4サイズだった合計残高試算表などを大きなA3サイズで印刷できるようにしたり、販売王17では、日報画面の3段表示、集計表画面の2段表示に対応したりするなど、ユーザビリティも強化している。

 加えて、クラウドサービス「安心データバンク」で、全製品で各種ファイルの入出力をサポート。金融機関の取引明細を自動で取り込む「IB連携オプション」では対象金融機関が拡大され、より使いやすくなっている。

 なお、会計王、みんなの青色申告、販売王、顧客王では、通常は有償のバリューサポートが付属したパッケージも提供。また、ユーザー登録から最大15カ月無償の電話サポートが付与される。

 価格例(税別)は、スタンドアロン製品の会計王17が4万円、会計王17 PROが6万円、みんなの青色申告17が9800円、給料王17が4万円、販売王17が4万円など。

(石井 一志)