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大田区も官民連携で無料Wi-Fi、「OTA CITY FREE Wi-Fi」12月から提供開始

 東京都大田区は、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)およびエヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(NTT BP)と協業し、区内の駅周辺などで使える無料のWi-Fiサービス「OTA CITY FREE Wi-Fi」を12月1日より提供する。SSIDは区内主要エリアが「Ota_City_Free_Wi-Fi」、区内店舗エリアが「Ota_City_Free_Wi-Fi_01」。接続時間は1回60分。区内主要エリアは利用回数制限がないが、区内店舗エリアは1日4回までとなる。

 対象エリアはJR蒲田駅西口・東口付近、羽田空港観光情報コーナー、大田区観光情報センターなど区内主要エリア21カ所と区内店舗エリア112店舗。

 大田区は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックによる訪日外国人の増加を見据え、情報通信環境を整備し、観光情報や地域情報を発信することで地域活性化を目指す。今後、民間事業者や商店街などに参画を呼び掛け、官民連携で統一的なサービスの画的拡大を図るとしている。

 NTT BPが提供する認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも対応しており、一度アプリを登録することで、日本全国の主要空港、主要駅、観光施設など約13万9000カ所のアクセスポイントの無料Wi-Fiを利用することができる。

(磯谷 智仁)