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弥生、クラウド請求管理サービス「Misoca」開発元を完全子会社化

 弥生株式会社は、クラウド請求管理サービス「Misoca」を開発する株式会社Misocaの発行済み株式を100%取得し、2月26日付けで完全子会社化すると発表した。買収額は非公開。

クラウドベースの請求管理サービス「Misoca」

 Misocaは、請求書・見積書・納品書の作成・発行をクラウド上で管理するサービス。2011年11月にサービス開始し、2016年2月時点で8万8000以上の事業者が登録している。弥生は、2014年よりクラウドサービスに参入しており、「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」などを提供。2014年9月にはMisocaとのデータ連携を開始している。

 今後は、スモールビジネスの業務効率化を推進するサービスの開発、事業成長を支援するFinTechサービスの開発を進める予定。Misocaの代表取締役社長を務める豊吉隆一郎氏は、引き続き同社の経営に従事するとしている。

(山川 晶之)