NEC、「Aterm」11acルーターの末弟・433Mbpsモデルの有線ポートをGbE化した「WG800HP」

　NECプラットフォームズ株式会社は、IEEE 802.11ac/n/a/g/b対応無線LANルーターの新製品「Aterm WG800HP」を4月14日に発売する。店頭予想価格は6000円前後（税別）。

「Aterm WG800HP」

　通信速度は11acの5GHz帯（1×1）で最大433Mbps、11nの2.4GHz帯（2×2）で最大300Mbps。最大25％のノイズ削減により受信感度を向上させる「μEBG」や、超小型アンテナ「μSRアンテナ」を採用することで、アンテナ内蔵型を実現している。

　有線ポートは、1000BASE-T対応のWAN×1、LAN×3を備える。本体の大きさは約33×97×146mm（幅×奥行×高さ）、重さは約0.2kg。スマートフォン／タブレットとの接続は、付属するNFCタグを使用する「らくらく『かざして』スタート」やQRコードを使用する「らくらくQRスタート2」で設定できる。

　NECでは、Atermの11ac対応ルーターのラインナップにおいて、最も安価なモデルとして1×1 MIMOの「WF800HP」をすでに発売している。新製品のWG800HPも、無線LAN部分のスペックや筐体デザインは同じだが、WF800HPでは有線ポートがFast Ethernet（100BASE-TX）だったのが、ギガビット（GbE）へ高速化されている。また、端末ごとに接続する時間を設定できる「こども安心ネットタイマー」も利用できるようになったのが主な違いだ。