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インターリンク、「.moe」「.osaka」の次は、地球規模の新ドメイン「.earth」

 株式会社インターリンクは、インターネットのドメイン名やIPアドレスを管理するICANNとの間で、新gTLD「.earth」の管理運営事業者(レジストリ)契約の手続きに入ったと発表した。手続き完了後、2015年4月より「.earth」のドメイン名登録サービスがスタートする見込みだ。

 インターリンクはすでに「.moe」という新gTLDを運営している。また、「.osaka」のレジストリにも決定しており、2015年春ごろから「.osaka」の提供を開始する予定だ。このほかに同社は「.earth」についてもICANNに新設を申請していたが、同じ「.earth」を申請していた複数の組織があったために競合していたという。最近になってインターリンク以外の申請者が撤退したため、同社とICANNの契約手続きが動き出したかたちだ。

 ところで、この「.earth」は、インターリンクが2009年に実施したコンテスト「World Domain Cup」によって選ばれた文字列だ。「使いたいドメイン」を世界から募集し、寄せられた1万1000種類の文字列の中から、インターネット協会顧問の高橋徹氏や「GIGAZINE」編集長ら選考委員が15種類を選定。さらに一般投票を行った結果、「.earth」が1位を獲得し、これをインターリンクが新gTLDとしてICANNに申請したという経緯。

 面白いのは、「.earth」を「使いたいドメイン」として応募した254人に対して、同ドメインの登録数に応じて報奨金が支払われるという点だ。登録数が1万件を超えた後、10年間にわたり、1ドメイン登録されるごとに報奨金1ドルが発生する(分配は、これを254等分)。もしもの話だが、インターリンクの計算によると、「.com」と同じぐらいに「.earth」が世界で利用されたとしたら、報奨金は毎年8000万ドルになるとしている。

(永沢 茂)