新ドメイン「.書籍」登場、管理するのはネット書店の世界的大手のあの会社

　新gTLD「.書籍」が2月19日、インターネットのルートゾーンに追加された。Amazonが新設を申請していたものだ。

「nic.書籍」でアクセスすると表示されるページ

　Amazon（ルクセンブルクのAmazon EU）では、実に76種類もの新gTLDの新設を申請。そのうちの一部はすでに申請を取り下げたり、オークションで負けて他社に取得されてしまったものもあるが、2月22日時点で、「.書籍」を含む28種類がすでにAmazonに委任され、インターネットのルートゾーンに追加されている。

　もちろん「.book」もAmazonが押さえているほか、「.author」「.read」「.buy」「.coupon」など、ネット書店／通販サイトに関連する単語の新gTLDもすでに同社に委任済み。日本語の文字列では「.ストア」「.セール」「.ポイント」「.ファッション」「食品」「.クラウド」がある。

　これに加えて、「.aws」「.kindle」「.fire」「.prime」「.audible」といった同社サービス／製品の名称を用いたものや、「.deal」「.pay」「.now」「.save」「.secure」「.song」「.talk」「.tunes」「.you」「.家電」といった新gTLDも近くAmazonに委任され、インターネットの名前空間に登場する見込みだ。