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クラウドファンディングのIndiegogoが開発の進捗状況を表示開始。より安全な出資が可能に

 魅力的な製品だと思って出資したところ、実はまだコンセプト段階でしかなく、実際に作れないことが判明してプロジェクトは取り消し……クラウドファンディングにはこんなトラブルがつきものだ。なかでも出品の基準が比較的ユルいIndiegogoでは、試作品の掲載が必須とされているKickstarterに比べて、こうしたトラブルが多いようだ。このたびIndiegogoの利用規約が改定され、形のある製品については開発状況が4段階で表示されるようになった。具体的には「Concept」「Prototype」「Production」「Shipping」の4段階で、これを見れば製品がすでに完成した状態なのか、あるいはプロトタイプのみ存在している状態なのか、といった進捗がひとめで見分けられるようになっている。これまではKickstarterに載せられないためにやむを得ずIndiegogoに載せる……というパターンも少なくなかったが、今回のシステムは自己申告ではなくIndiegogo側による審査も行われるとのことで、より安心してIndiegogoを使えるようになりそうだ。