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北朝鮮上空を旅客機が飛ばないのは非常事態ゆえ? サービス提供者が明かす真相とは

 ここ数日の北朝鮮問題に絡めてTwitterで話題になっていたのが、国際情勢が不安なときはフライトレーダーを見れば危険な地域が分かるという趣旨のツイート。航空機のリアルタイム情報を提供するウェブサービス「Flightradar24」の画像付きで投稿されたこのツイート、あるエリアがぽっかりと空白になっており、それゆえ3万以上もリツイートされるなど話題になっていたのだが、実はそれらの地域にはもともと航空路がなく、それゆえ空白になっていて当然というわけ。元投稿者も、北朝鮮上空が空白になっていることを言いたかったわけではなく、黄海と日本海が空白になっていることを伝えたかったようなのだが、リツイートが拡散するに連れて誤解も広がっていったというのが真相らしい。その後「Flightradar24」の公式ブログがこの件に言及し、最近とくに変化は見られないとの見解を表明していた。先入観を持って見るといかにも非常事態で旅客機が該当エリア上空を飛ばなくなったように見えるだけに、うっかり信じ込んでしまった人も多かったようだ。