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さくらインターネット創業者、Mastodonに絡めてインターネットの価値をおおいに語る

 この週末にネットを席巻したのが、先週末から急速に日本でのユーザー数を伸ばし始めたSNS「Mastodon(マストドン)」。大学院生が自宅サーバーで立ち上げたインスタンス「mstdn.jp」が転送量の増大で立ち行かなくなり、クラウドへの移管を行うために一時休止、その間にpixivが立ち上げたインスタンス「pawoo.net」が大量のユーザーを集めるも、投稿された18禁コンテンツが他のインスタンスに大量に流れ込んだことでブロックされて離れ小島となり、対応策が協議されるなど、あらゆる状況が目まぐるしく変化しており、昨日までの最新情報が翌日になるともう役に立たなくなることもしばしばだ。そんな中、「mstdn.jp」の移転先となったさくらインターネットの創業者である田中邦裕氏が、今回のMastodonに絡めてインターネットを語ったエントリをブログに投稿して注目を集めていた。ホスティングサービスの第一人者である同氏の言葉だけに重みがあり、エントリの最後にある「インターネットそのものと、インターネットの本質的な価値をいつまでも維持するために、経営者も利用者も、インターネットとそれを守る人たちに敬意を払う姿勢を忘れてはいけないなと感じます」という言葉には、共感する人も多かったようだ。ここ数日のMastodon界隈のニュースを追う際、あわせて一読しておきたいエントリだ。