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Twitterをユーザー自身が買収するというトンデモなキャンペーン、「Change.org」で実施中

 苦境が続き、身売り交渉を続けているとされるTwitter。そんなTwitterを、ほかならぬ利用者自身が買収するというキャンペーンが海外で行われている。これはオンライン署名サイト「Change.org」で行われているもので、賛同者によって組合を作って運営を行うという、なかなかトンデモなアイデア。かねてからTwitterほど大きなプラットフォームを利益重視の一企業が独占して運営することについてはリスクも指摘されており、それらの意見をうまく取り込んで、苦境が伝えられるTwitter存続の道を模索しようという趣旨だ。キャンペーンの目的は、同社の株主総会でこの案を投票にかけることに置かれているようで、8カ国語でページを用意して賛同者を募っているが、現時点では目標とされる5000人の約7割にとどまっており、キャンペーンそのものの成立すら危うい状況。一企業ではない分散型のサービスとしてはすでにMastodonが登場していてユーザーの興味がそちらに移っていることも、1つの要因として挙げられそうだ。