やじうまWatch

祇園祭「山鉾行事」のサポーター募集プロジェクト、約半日で目標額を突破

 祇園祭のハイライトであり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている山鉾行事のサポーターを募集するプロジェクトがクラウドファンディングに登場し、わずか一晩で目標額の達成に成功した。毎年100万人が訪れるこの山鉾行事、安全に執り行うための警備・保険等の費用負担は年々増しており、今回のクラウドファンディングはその現状を多くの人に知ってもらうとともに、支援金をそれら警備・保険等の費用の一部に充てることを目的としている。リターンには京都新聞紙上への名前掲載やお礼状の送付のほか、オリジナルの手拭、厄除けの粽や扇子、さらには八坂神社本殿への正式参拝や昼食会の招待権などが用意されており、プロジェクトが公開されるやいなや支援が殺到。約半日で目標額の300万円を集めることに成功していた。今回の募集はあくまで今年の祇園祭のみを想定した内容になっており、来年以降どのような対応となるかは未知数だが、ひとまず今回のプロジェクトが大成功となったことで、今後にも希望が持てそうだ。