やじうまWatch

●審査前からリジェクト確実、ジョブズがドロイド君と戦うiPhoneアプリ

　「Angry Jobs」というAndroidアプリが一部で注目を集めていた。これは黒いタートルネックの男がドロイド君を手裏剣でなぎ倒していくというアクションゲームなのだが、主人公のモチーフはどこからどう見てもアップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏、というかタイトルにも律儀に「Jobs」と入っている有様。まあパロディとしてギリギリの線といったところだが、作者によると、なんとiPhone版を申請中とのこと。ここまでくるとむしろリジェクトされるのを楽しんでいるというレベルで、ネットでは「iPhone版申請通るわけないだろｗｗｗ」「リジェクトは確定だろうけど理由が何か気になるわ」などとコメントされていた。ちなみに同じ作者はドロイド君を用いたアクションゲーム「Super Droid World」をiPhoneアプリでリリースしたりもしている。

◇Angry Jobs - ジョブズ、怒りの手裏剣（Androidマーケット）
https://market.android.com/details?id=com.studiohitori.angryjobs
◇iPhone版はリジェクト覚悟で申請中の「Angry Jobs」（EXドロイド）
http://exdroid.jp/d/10351/

●「何で今さら」なネタのループ、今度はあの「ドラえもん最終回」に飛び火

　ネットとは不思議なもので、過去にさんざん流行ったネタが、数年経ってまた流行ることがある。先日の「少年ジャンプのロゴを半回転させると美少女になる」がその典型例で、既出ネタであることに誰も突っ込まず、結構な規模で広まっていくのがなかなか興味深い現象だ。さて今回あらたに話題になっていたのが「ドラえもんの最終回」。同人誌化されて著作権侵害騒動にまで発展した、ドラえもんの作者は実は未来ののび太であったという例のアレだ。発信元がTwitterで、多数RTされていく様子がGoogleリアルタイムでばっちり追跡できてしまうことから、２ちゃんねるに格好の話題を提供してしまった格好だ。話題がループするということはそれだけ新しい人が流入している証だと言えそうだが、これから先もたびたび繰り返されるであろう、根が深い問題のようにも思える。

◇さすが情強Twitter！どこよりも早くドラえもん最終回を発見して号泣してる人多数！今から泣きます…（ハムスター速報）
http://hamusoku.com/archives/4852589.html
◇ドラえもん最終話同人誌問題（Wikipedia）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93%E6%9C%80%E7%B5%82%E8%A9%B1%E5%90%8C%E4%BA%BA%E8%AA%8C%E5%95%8F%E9%A1%8C