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■ 「頑張るっス」でも滅びの呪文「バルス」は発動する？

　アニメーション映画「天空の城ラピュタ」のテレビ放映時に、クライマックスシーンでネットユーザーが一斉に「バルス」と書き込む、通称「バルス祭り」。2ちゃんねるのサーバーが落ちて話題になり、Twitterのサーバーが耐え切ったらそれも話題になる。もはやサーバーの耐久テストイベントのようになっている。さて、その「天空の城ラピュタ」が放映されるたびに繰り返し提示されるのが、“バルスという呪文はあまりにも単純すぎて危険ではないか”という疑問だ。パートナーに伝える時にうっかり口にしてしまう危険性はもちろん、バルスという3文字を含むワード、例えば「リトバルスキー」「頑張るっス」「グローバルスタンダード」といった言葉を発した瞬間にラピュタが滅びるのでは？　というわけだ。FAQサイトで周期的に繰り返されるこの命題、現在のところ、「呪文だけでなく意思も必要」という見解が有力だ。

◇ラピュタの破滅の呪文「バルス」ですが、 あんなに単純でいいんでしょうか？（Yahoo!知恵袋）
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=6968648
◇ラピュタの滅びの言葉（Yahoo!知恵袋）
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011910195
◇天空の城ラピュタのラピュタを崩壊させる呪文（バルス）はあまりにもつい言いそうな言葉じゃないですか？（Yahoo!知恵袋）
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1016002350
◇天空の城ラピュタのクライマックスで・・・（教えて！goo）
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa876496.html

■ 伊集院光、“中二病”は「もう僕の作った時の意味と違うから…」

　「中二病」といえば、ラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」から生まれた、中学二年生前後のイタい行動を指すスラングだ。ネット上ではもはや知らない人はいないこの言葉について、当の伊集院光氏がTwitter上で興味深い発言をしていた。フォロワーであるkiku_yarou氏の「『中二病コミック』という本をご覧になった事がありますか？」という問いに対して「もう僕の作った時の意味と違うから言葉自体に興味無いです。」と答えている。「中二病」という言葉が広まり、いまやさまざまなイメージやシチュエーションで「中二病」が語られている。もはや生みの親の手を離れたということのようだ。

◇Twitter / 伊集院光
http://twitter.com/HikaruIjuin/status/6345171658
◇中二病(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E7%97%85
◇中二病取扱説明書コミック(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/dp/477530724X