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iPad mini×2台で電子書籍を見開き表示する「富豪ブック」がすごい ほか

iPad mini×2台で電子書籍を見開き表示する「富豪ブック」がすごい

 電子書籍では再現が難しいとされるのが、紙の本で言うところの見開き表示。iPadクラスの画面サイズならまだしも、それより小さい端末ではたとえ横向きにしてもサイズ的に表示が難しい。そんな見開き表示をiPad mini×2台を用いることで可能にしてしまったのが、フィードテイラーの開発したiOS向けPDFビューア「富豪ブック」。2台のiPad miniがBluetoothで連動してページめくりを行うことで、見開きでマンガなどのPDFが読めてしまうというシロモノだ。同社社長のブログに掲載されている動画で2台の画面が連動するページがめくりの様子が公開されており、なかなか壮観。iOS6限定とのことだが、iPhoneやiPadでも動作するということなので、手元に2台の対応マシンがある人は試してみるとよいかもしれない。アプリは無料で、AppStoreにて公開中だ。

◇iPad mini 2枚を使った見開きPDFビュワー『富豪ブック』を公開します(feedtailor Inc. 社長ブログ)
http://feedtailor.jp/wp/?p=9404
◇富豪ブック(iTunes App Store)
https://itunes.apple.com/jp/app/fu-haobukku-zhenno-jian-kaiki/id576560440?mt=8

(tks24)

同人誌印刷業者、「黒子のバスケ」脅迫事件で早期の対応を迫られる

 「黒子のバスケ」脅迫事件の影響で、冬コミへの「黒子のバスケ」関連のサークル参加および頒布ができなくなり、波紋が広がっている。そんな中で、参加者や主催者側とはまた別の観点で対応を強いられているのが、印刷業者。コミケ準備会の発表を受け、申し込み分の同人誌やグッズへの対応についての方針を続々と打ち出しつつある。公表済みの対応を要約すると、予約だけでまだ印刷に着手していなかった場合はキャンセル可、印刷済みの場合は納品先の変更をお願いしている、といったケースが多いようだ。もっとも、ほかの販路に流れた場合はそちらが脅迫の対象となる可能性もあり、まだまだ予断を許さない。一刻も早い解決が望まれる。

◇『コミックマーケット83』同人誌印刷所の対応(Togetter)
http://togetter.com/li/419699
◇コミックマーケット83における『黒子のバスケ』サークル・頒布物対応に関する緊急のお知らせ
http://www.comiket.co.jp/info-a/C83/C83Notice1.html

(tks24)