GoProを用い、空撮と水中撮影を連続して行える「水陸両用ドローン」が登場

　Kickstarterをはじめとするクラウドファンディングで、これでもかとばかりに見かけるのがドローンこと無人航空機。登場し始めた1～2年前は話題性こそあったものの、次から次へと新型が登場することから、最近はちょっとやそっとでは見向きもされなくなりつつあるのだが、そんな中、掲載されるやいなや目標額を即日達成して注目を集めているのが「Splash Drone」なる水陸両用のドローン。防水加工された本体の下部にGoProを装着し、撮影地点まで飛行したあと着水し、水上に浮かんだ状態で水中の様子を撮影できるという仕組みで、本体そのものが潜行できるわけではないのだが、空中も水中も変わらず撮影できるという点ではまさしく水陸両用といって差し支えない仕様。紹介動画からも分かるようにすでに量産品相当の品が完成しており、出荷も2015年4月と現実的なスケジュールが立てられていることから、目標額は即日達成、〆切まで1カ月を残してすでに3倍以上もの金額を集めている。リモートコントロールだけで水中撮影と空撮とを連続して行えるタフさ、また空中からペットボトルなどを投下できるなどのユニークな機構の数々は、ぜひ紹介動画でチェックしてほしい。

◇Splash Drone a Waterproof Drone with Autonomous Features by Alex Rodriguez（Kickstarter）
https://www.kickstarter.com/projects/urbandrones/splash-drone-a-waterproof-drone-with-autonomous-fe