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キーボードの盤面がそのままタッチパッドになる省スペースのBluetoothキーボード

 クラウドファンディングサイトIndiegogoに登場後、2週間あまりですでに目標の2倍以上もの金額を集めて話題になっているのが、キーボードとタッチパッドを合体させた「moky」なる外付けデバイス。合体させたと言っても、キーボードの手前もしくは右側にタッチパッドを配置したという普通のギミックではなく、キーボードのキー盤面そのものがタッチパッドの役目を果たすというユニークな仕組み。バーチャルキーボードと同じく赤外線をキー盤面に投影し、キーの上でジェスチャを行うとマウスポインタを動かすというのがその構造だが、キーボード自体はパンタグラフ式の一般的なキーを採用しており、ハードウェアキーならではの打鍵感も維持できている。タッチパッドを大型化させるとそれだけ本体サイズも大きくなりがちだが、キーボードとタッチパッドをいわば上下に二枚重ねする仕組みのこの製品であれば本体も肥大化せず、またタッチパッドの面積も広く取れるというわけだ。Bluetoothでタブレットと組み合わせて使う本製品、技適の関係で国内での利用は難しそうだが、そのユニークなギミックは一見の価値ありだ。

◇moky: Invisible Touchpad Keyboard(Indiegogo)
https://www.indiegogo.com/projects/moky-invisible-touchpad-keyboard#/story

(tks24)