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言語を超える「ねこあつめ」のUIのわかりやすさ、米国図書館員の間で注目を集める

 今や飛ぶ鳥を落とす勢いのスマホゲーム「ねこあつめ」。偽物が登場して話題になったかと思えば、先日はムック本の発売でも注目を集めたりと、話題には事欠かないのが今の状況だ。さてそんな「ねこあつめ」についての海外記事がカレントアウェアネス・ポータルで紹介され、一部で関心を集めていた。内容はというと、「ねこあつめ」が米国の図書館員らの間で流行の兆しを見せており、日本語版であるにもかかわらず容易に操作できるのは言語の障壁とは無関係な絵を用いたインターフェイスにあるとして、学生が図書館の情報資源を利用する仕組みにこれを応用できないかを探っているというもの。Storifyでは実際に交わされた関連ツイートがまとめられており、「ねこあつめ」が英語圏でどのように紹介されているかがよく分かる。ゲームとして一般ユーザに流行するところまでは行っていないが、ゲームの流行からなんらかのアイデアを得ようとする動きは面白い。続報に期待したいところだ。

◇「ねこあつめ」に学ぶ(記事紹介)(カレントアウェアネス・ポータル)
http://current.ndl.go.jp/node/28689
◇Collecting Cats: Library Lessons from Neko Atsume(ACRLog)
http://acrlog.org/2015/06/15/collecting-cats-library-lessons-from-neko-atsume/
◇Nekoatsume (Phone Cats) and Librarians (with images, tweets) · librarygrrrl · (Storify)
https://storify.com/librarygrrrl/nekoatsume-and-librarians

(tks24)