透明スクリーンの情報をジェスチャで操作可能、スマホネイティブな未来派カーナビが登場

　ヘッドアップディスプレイ（HUD）と呼ばれる、さまざまな情報をフロントガラスに投影するカーナビはすでに市販されているが、メールやSMSなどの通知機能を備えた、よりスマホネイティブな製品がIndiegogoに登場し、短時間で目標額を達成して注目を集めている。「Exploride」と名付けられたこの製品は、フロントガラスにではなく、ハンドルの手前に取り付けた透明なパネルに情報をシースルー表示できる製品で、スクリーンサイズは6インチ、GPS表示はもちろんのこと、音楽の操作、ドライブレコーダー、車のコンディションに関するデータ、さらにメールやSMSの操作が可能とされている。ユニークなのはタッチ操作ではなく、手をかざすことでコントロールできる仕組みを備えていることで、タッチ操作に比べて運転中の危険が少ないとしている。このほか音声コントロールにも対応しており、紹介動画ではその快適な操作の様子を目の当たりにすることができる。価格は239ドルからで、すでに廉価なコースから完売になりつつあるこの製品、日本国内での利用はまだ難しそうだが、未来を垣間見られる製品ということで、気になる人は紹介動画だけでもチェックしておいて損はなさそうだ。

◇Exploride - Turn Your Car into a Smart Car（Indiegogo）
https://www.indiegogo.com/projects/exploride-turn-your-car-into-a-smart-car#/story