【調査結果】
Mozilla、Netscapeがわずかながらシェアを伸ばす~OneStat調査
■URL
http://www.onestat.com/html/aboutus_pressbox11.html
オランダのOneStat.comが全世界におけるブラウザーシェアに関する最新の調査結果を発表、この3カ月間でMozillaとNetscapeのシェアがわずかながら増加していることを明らかにした。
それによると2002年6月24日に行われた前回の調査結果と比較して、Mozillaのシェアは0.4%から0.8%へと0.4%増加し、Netscape 7も0.3%から0.5%へと0.2%増加していた。
バージョン別でもっとも大きなシェアを維持しているのはMicrosoft Internet Explorer 6.0で、前回の46.4%から52.3%へと5.9%増加していた。開発企業別では、MicrosoftのInternet Explorerが94.9%、Netscape Navigatorが3.0%、Operaが0.9%となった。
前回調査が実施された2002年6月24日の時点では、Mozilla1.0が発表されたばかりであり、その後1.0ブランチではMozilla1.0.1がリリースされたほか、8月にはMozilla1.1そして9月に入ってから1.2αが発表されている。
なお、この調査は、OneStat.comのウェブサイトリアルタイム解析ソフトウェアを利用しているサイトを訪問したブラウザーの種類を記録することにより行なわれている。そのため、ブラウザーの種類を「偽る」機能を搭載しているOperaなどに関しては、正確な数値が出ていない可能性も理解しておく必要がある。
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(2002/10/1)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]
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