【業界動向】
東京・横浜・大阪を高速回線で結んで
ディザスターリカバリーの実証実験
■URL
http://www.nri.co.jp/news/2002/021127.html
NRIデータサービスは27日、東京・横浜・大阪のデータセンターなどを高速回線で結んだディザスターリカバリー(災害時復旧対策)の大規模実証実験を開始したと発表した。
3地区4拠点に設置された複数ベンダーのストレージやサーバー、メインフレームなどをギガビットイーサ専用線やファイバー専用線で接続。各製品の伝送特性などの情報を収集するとともに、実際に障害を発生させて復旧の方法や手順を検証する。
KVHテレコムとパワードコムの専用線サービスが利用されるほか、住商エレクトロニクス、東京エレクトロン、ネットマークス、日本オラクル、ベリタスソフトウェアがネットワーク機器やソフトウェア提供で協力する。
NRIデータサービスによれば、高速回線を利用したディザスターリカバリーの実験事例はこれまでにもいくつかあるが、「いずれも距離が十分でない、単なるデータ伝送の実験に限定されている、あるいは実験用の小規模なシステムによる検証にとどまっているなど、実運用への展開の範囲が限られている」としている。
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(2002/11/27)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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