【調査結果】
ブロードバンドの今後の利用目的
3大ニーズは「健康」「学習」「ビジネス」
■URL
http://www.mri.co.jp/NEWS/2002/pr02120600.html
三菱総合研究所は6日、ADSL1.5Mbps相当以上のユーザーを対象として実施した「ブロードバンド・サービス先進ユーザーについてのアンケート調査」の結果を発表した。
調査は9月24日から27日までWebアンケート方式で実施され、2,471件の回答を得た。ブロードバンドに移行したことで、インターネットの利用時間が増えたと回答する人は78.6%に達した。そのうち、1日あたり5時間以上増えた人が13.4%いたのをはじめ、4時間以上が3.8%、3時間以上が10.7%、2時間以上が19.5%に達した。利用時間が増加した人のうち半数近くが2時間以上増加していることになり、「24時間の8%以上が、いきなり、インターネット利用時間に振り向けられたことになる」としている。
利用目的をたずねる設問では、現在と今後で大きな分布の違いが見られた。現在の利用目的としては、娯楽情報収集(86.8%)、ショッピング(77.8%)、コミュニケーション(75.6%)、家事・生活情報収集(72.4%)が際立っているが、今後の利用目的では、健康(53.9%)、学習・研究・資格実用(51.0%)、ビジネス(45.0%)がトップ3。ただし、株式・金融(42.2%)など他の項目も40%前後の高い回答率で分布しており、「広範囲にインターネットを活用しようとする積極性が窺える」としている。
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(2002/12/6)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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