【業界動向】
より横長なバナー広告を標準化~オンライン広告の業界団体IAB
■URL
http://www.iab.net/news/pr_2002_12_11.asp
http://www.iab.net/standards/adsizes.asp
オンライン広告の業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)は11日、より大型サイズのバナー広告「Universal Ad Package」の推奨を発表した。新サイズのバナーは、IABによる広告ガイドライン「IAB Ad Unit Guidelines」で従来から推奨していた3タイプのバナーに加わる形となる。
新たに発表されたバナーのサイズは、728×90ピクセルとなっており、従来の標準的なバナー(468x60)と比較して、より横長になっている。IABでは、バナー広告のサイズを標準化することで、紙媒体やテレビ向け広告の場合と同様に、広告の立案や入稿をシンプルにできるようにしたい考えだ。新サイズのバナーについては、AOL、MSN、Yahoo!、CNET Networks、NewYork Times Digitalなど大手メディアが提案に同意している。また、米国の広告業界団体「The American Association of Advertising Agencies」もサポートを表明している。
なお、IABでは、新サイズのバナーについてのフィードバックをサイト上で受け付けている。それらを踏まえた上で2003年2月には広告代理店などに最終パッケージが提示される予定だ。
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(2002/12/12)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]
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