【サービス/業界】
アクセスポートがNECと提携、「JWord」を
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「JWord」で“温泉”を検索した状態。左にJWordの検索結果、右に「BIGLOBE~」の検索結果が表示されている |
「JWord」は、Internet Explorerのアドレス欄に会社名や商品名などを入力することで、該当する企業や商品のWebページを表示するキーワードマッチングサービスで、専用の「JWordプラグイン」をインストールして利用する。該当ページがない時や一般的な語句が入力された場合は、JWordによる検索結果と、検索エンジンによる検索結果の双方が表示される。
アクセスポートでは2002年5月より同サービスを開始。「エキサイト」や「Mapion」など30以上のサイトと提携したほか、インターネットナンバーとのサービス相互乗り入れでユーザーを拡大してきた。現在「JWord」のユーザーはインストールベースで300万件以上で、他サービスの乗り入れ利用を含むと400万件を突破したという。また企業向けにマッチングするキーワードを販売する事業も展開中で、現在までに約1,000ワードを販売している。
今回の提携で、両社は「BIGLOBEサーチAttayo」上での「JWord」によるキーワードマッチング表示を開始。これにより企業やタレント、商品などの公式サイトへのアクセスが容易となった。またこれに先駆けて、同サイトからの「JWordプラグイン」のダウンロード配布と、「BIGLOBEツールバー」への「JWordプラグイン」の同梱も開始している。なお「JWord」で該当ページがない時に表示する検索結果については、「BIGLOBEサーチAttayo」からインストールしたユーザーには同サイトの結果が、「エキサイト」からの場合は「エキサイト」の結果が表示され、その他のサイトからインストールしたユーザーにはこれらパートナー検索サイトが一定の割合でローテーション表示される仕組みだ。
アクセスポートではこの提携などでユーザー数拡大に弾みをつける狙いで、2003年内に1,500万のユーザー獲得を目標としている。
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(2003/1/15)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]