【ドメイン】
国際化ドメイン名を今後3年で1,000万件に
VeriSign GRSがサービス強化
■URL
http://www.verisign-grs.com/idn/
http://www.idnnow.com/
http://英語いらず.com/ (環境によっては対応できない場合あり)
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向かっていちばん右がNeil Edwards副社長。東京都内で行なわれた記者会見には、GMOのリチャード・リンゼイ取締役(いちばん左)、PSI-Japanのドゥエイン・コネリー取締役(左から2人目)も列席した |
米VeriSign Global Registry Services(VeriSign GRS)のNeil Edwards副社長が来日し、同社が管理する「.com」「.net」というgTLDにおける「国際化ドメイン名(Internationalized Domain Names:IDN)」サービスの強化策について説明した。
現在提供中のIDN対応プラグインソフト「i-Nav」に加えて、DNSサーバー側でIDNをサポートする拡張機能も導入。i-Navをインストールしていないユーザーでも、IDNで運用されているWebサイトにアクセスできるナビゲーションを開始した。Webブラウザーやプロキシーサーバーなど、環境によっては対応できない場合があるようだが、この機能は「http://英語いらず.com/」「http://理容ナカムラ.com/」などで実際に確認できる。
一方、国内市場における販売面では、グローバルメディアオンライン(GMO)、国際調達情報(PSI-Japan)、日本ベリサインのgTLDレジストラ3社と戦略的提携を結び、日本語によるgTLDビジネスの強化を図る。VeriSign GRSでは、近くIETFにおいてIDNがRFC化されることも見据え、今後3年間で1,000万件の登録を見込んでいるという。
「.com」などにおけるIDNは、2000年11月にテストベッドとして登録受付を開始。現在まで100万件近い登録があり、このうち約18万件が日本語。これに中国語と韓国語も合わせると、約75%がアジアからの登録にあたるという。
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(2003/1/16)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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