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【業界動向】

〜「第2グループになれば、私は暴発しますよ」と孫氏〜

情報通信審議会DSL作業班の第2回会合が開かれる

■URL
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/index.html

 情報通信審議会 情報通信技術分科会 事業用電気通信設備等委員会 DSL作業班(以下、DSL作業班)の第2回会合が開催された。これは、政府としてDSLのスペクトル管理の基本的な要件を策定するため開かれているもの。

 第2回会合では、第1回に対して構成員の入れ替えが行なわれた。新たにアンビット・マイクロシステムズ、STマイクロエレクトロニクス、ユーティースターコムジャパン、日本テキサスインスツルメンツの4社が加わり、沖電気、NEC、松下電送システム、KDDIがメンバーから外れた。また、旧ビー・ビー・テクノロジーは会社合併によりソフトバンクBBが構成員となっている。

■ Yahoo! BBは上り速度200kbps以下のリストを公開


 第2回からは、具体的なスペクトル管理についての議論が行なわれるため、各社から20あまりの資料が寄せられた。Yahoo! BBを運営するソフトバンクBBはDSL干渉状況報告と題して、Yahoo! BBのユーザーの中で上り速度が200kbps以下となっているNTT東日本管轄のユーザーのデータが提出された。該当の2,106ユーザーについてリンクアップ速度、同一カッドにDSL、ISDNが収容されているかについて記述があり、下り速度が2Mbps以上のユーザーは563、そのうちで同一カッドにDSLが収容されているユーザーは東日本で22件で、うち、12Mサービス利用者は1件のみだという。

 この資料についてソフトバンクBBの孫正義氏は「シミュレーションは一つの意見。データは事実」という点を強調。DSLと同一カッドに収容され、上り速度が200kbps以下となっているユーザーは0.07%で「これ以上の議論は不要」と結論づけた。また、孫氏は「上り速度が出なくて困っている事例は聞いたことがない」とし、上りは200kbpsもあればサービスとして問題がないという意見も示した。

 一方、NTT東日本からはフレッツ・ADSL 8Mタイプにおける距離および伝送損失と上下リンクアップ速度についての実測チャート図、およびケーブルの種類と速度などの関係をシミュレートしたグラフ、各方式間の漏話とリンクアップ速度の関係などのチャート図が提出された。

 この図は、AnnexAがISDNやSDSLの干渉を受けて3km以上ではほとんど速度が出ない点を示したもの。しかし、ソフトバンクBB側は反発、実際にAnnexAで遠距離でもリンクアップする例を挙げて反論。AnnexCの速度と距離のチャートでも、実測チャートと結果が異なる点について「資料に矛盾がある」などと指摘した。

 スペクトル管理標準のモデル・前提条件・パラメータについては、TTC(情報通信技術委員会)が定めるスペクトル管理標準JJ100.01について、NTT東日本の技術部長の成宮憲一氏およびイー・アクセス取締役CTOの小畑至弘氏から正当性が発表された。ソフトバンクBBからはTTCのJJ100.01の机上計算値と実伝送性能が乖離しているとの資料が提出され、ADSLモデムチップベンダーのグローブスパンやパラダインからJJ100.01の改定について意見が出された。

 今回の会合は3時間を予定されていたが、1回目と同様、大幅に延長して4時間以上に渡って議論が交わされた。それでも議論されなかった点もあり、次回も引き続いてスペクトル管理の前提条件などの議論から開始される予定という。

■ 次回はITU-Tの会合と同一日程か?


 なお、DSL作業班事務局は第3回会合を1月31日と発表したが、ITU-Tの会合と時期が重なることや、当初予定から変更されたことについてソフトバンクBBから異議が唱えられた。1月31日では出席できない孫氏は「欠席裁判みたいなのは困る」と発言。日程の変更を要求した。

 また、DSL作業班では意見がまとまらない場合、両論併記の報告書が上位委員会に提出される可能性もある。孫氏は結論が出にくい議事進行が行なわれていることについて懸念し、冗談交じりで「(審議会の答申にあったように)未確認方式の検討期間の2カ月が時間切れで自動的に第2グループというようなことがあれば、私は暴発しますよ」と発言、場内から笑いを誘っていた。

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(2003/1/17)

[Reported by 正田 拓也]

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