～URLフィルタリングソフトとしては初めて「Security Integrated Manager」に対応
ALSI、URLフィルタリングソフトをNECの統合管理ミドルウェアと連携させる
■URL
http://www.alsi.co.jp/news/Nr030123_IS.htm
アルプス システム インテグレーション株式会社（以下、ALSI）は24日、NECの統合管理ミドルウェアと連携させたURLフィルタリングソフト「InterSafe on WebSAM（以下、ISW）」を2月より発売すると発表した。年間のライセンス料金は、年間19万8,000円/25ユーザーからとなる。
ISWは、URLフィルタリングソフト「InterSafe Proxy ver2.1」を「Security Integrated Manager」に対応させ、NECの統合管理ミドルウェア「WebSAM」との連携を可能にしたもの。URLフィルタリングソフトが「Security Integrated Manager（以下、SIM）」に対応したのは初めて。
SIMは、NECと日立が共同開発したセキュリティ管理フレームワークだ。これにより、複数のセキュリティ製品が混合した環境においても、ウイルス対策やIDS、URLフィルタリングなど複数のセキュリティ対策機能を統合的に管理することができる。ISWがSIMに対応したことによって「WebSAM」との連携が可能になり、WebSAMユーザーはISWの管理を他のセキュリティ製品と同一のコンソールで一元的に管理ができる。
このほかのISWの特徴は、40カテゴリー、約1,100万ページ以上のURL規制対象ページデータベースや、利用状況を49種類のレポートで分析できる点だ。登録されているURLはALSIのスタッフが目視によって確認しているもので、毎日自動的に更新される。また、ユーザーのインターネット利用状況を「閲覧したURL」や「滞在時間」など、詳細49種類に分別してレポートすることが可能だ。従ってURL制限しない場合でも、レポートからユーザーのインターネット利用状況を分析することができる。
ALSIでは、「WebSAMとの連携を実現したことによって、WebSAMユーザーに大きく訴求できるようになった。同一管理画面から、URLフィルタリングやウイルス対策機能を管理できるのは大きなメリットだろう」としている。
 |
 |
| WebSAM設定画面 | InterSafe設定画面 |
◎関連記事
■ALSIのURLフィルタリングソフト「InterSafe」はPTAのお墨付き
■NEC、セキュリティーソリューション体系を再編・強化
(2003/1/24)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]