【業界動向】
米Akamaiの100%出資による日本法人が設立
旧アカマイ・テクノロジーズ・ジャパンは販売代理店に
■URL
http://www.akamai.co.jp/
米Akamai Technologiesの100%出資子会社となる日本法人「アカマイ株式会社」が2月1日に設立される。これまで国内でサービスを提供していたアカマイ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、同日をもって「CDNソリューションズ株式会社」に社名変更し、国内の販売代理店の一つとなる。
旧アカマイ・テクノロジーズ・ジャパンは、ソフトバンク・ブロードメディアらとの合弁会社として2001年4月に設立。従来の出資比率はソフトバンク・ブロードメディアが60%、米Akamai Technologiesが40%だが、社名変更とともにソフトバンク・ブロードメディアの出資比率が100%に引き上げられる。現体制はすべてCDNソリューションズに引き継がれるため、現ユーザーのサポートも基本的にそのまま継続して行なうという。
旧アカマイ・テクノロジーズ・ジャパンの貢献により日本におけるAkamaiブランドの認知は進んだものの、出資比率の関係から、米Akamai Technologiesにとって日本での事業展開には制約も多かった模様だ。米Akamai Technologiesは今後、日本法人を拠点として事業展開のスピードアップを図るとしている。今後、販売代理店も増やしながら、さらなるサービスの拡大を目指す。
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(2003/1/31)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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