【セキュリティ】
~サーバー用とクライアント用を3月24日より販売開始
トレンドマイクロ、新戦略に基づいたウイルス対策ソフト2製品
■URL
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2003/news030203.htm
トレンドマイクロ株式会社は3日、同社が1月15日に発表した新戦略「TM EPS」の第2弾に対応したクライアントPC用ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション5.5(以下、VB5.5)」とサーバー用ウイルス対策ソフト「ServerProtect 5.5(以下、SP5.5)」を3月24日より発売開始すると発表した。価格は、VB5.5が5ライセンスで3万6,000円から、SP5.5が1サーバーで6万9,000円からとなる。
VB5.5とSP5.5は、トレンドマイクロの新戦略「TM EPS」第2弾の集中管理製品「Trend Micro Control Manager 2.5(TMCM2.5)」に対応した製品だ。TMCM2.5対応製品であるVB5.5とSP5.5が発売されることによって、初めて新戦略「TM EPS」の第2弾の目的である「ウイルスの発生から修復までを一貫して提供すること」が可能になる。
新たにウイルスが発生した際、トレンドマイクロはウイルス定義ファイル配布前に「アウトブレークプリベンションポリシー(ウイルス感染予防推奨ポリシー)」をTMCM2.5から配信・実行することにより、ポートのブロックや共有フォルダのブロックなどの予防措置ができる。また、万が一感染してしまった際には、TMCM2.5が集中的にPCの隔離や修復を行なうため、短時間に復旧が可能だという。
VB5.5の対応OSはWindows 95/98/Me/NT workstation/2000 Pro、SP5.5の対応OSはWindows NT4.0/2000/server 2003(予定)となっている。トレンドマイクロでは本年度の販売目標を、VB5.5が約5万本、SP5.5が約4万本としている。
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(2003/2/3)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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