【業界動向/音楽配信】
日本レコード協会、アーティスト122組参加の
違法利用防止キャンペーンを展開
■URL
http://www.riaj.or.jp/news/main_news14.html
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キャンペーンの告知広告
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社団法人日本レコード協会(以下RIAJ)は、多数の邦楽アーティストと協力した音楽ファイルの違法利用防止キャンペーンを開始した。新聞や各種メディアを通じて広く通知を行なっていく。
RIAJではインターネット上での音楽ファイルの違法利用防止を訴える「Respect Our Music」キャンペーンを2002年より展開している。今回は同キャンペーンの一環として、邦楽アーティスト122組が連名で参加し、「LOVE MUSIC? SAVE MUSIC! 私たちの音楽を大切に聴いて下さい。」の名称で広く働きかけていくものだ。アーティストは宇多田ヒカルやスピッツ、平井堅などをはじめそうそうたる顔ぶれで、RIAJのゴールド認定アーティスト(邦楽でアルバム20万枚以上、洋楽で10万枚以上を売り上げたアーティスト)らを中心に参加を呼びかけ、協力を表明したアーティストが中心となっている。
キャンペーンでは、参加アーティストの連名広告を新聞や雑誌で展開するほか、レコード店店頭のポスター告知、またRIAJやレコード会社のサイトなどを通じて認知を図っていく。なお同種のキャンペーンは、米国ではRIAAが中心となって約90組のアーティストが参加したものが展開中で、ヨーロッパでも計画が進行している。RIAJでは、参加アーティスト122組はこうしたなかでも最大規模としている。
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(2003/2/18)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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