～月額基本料金280円、通話料は全国一律3分8円
BIGLOBE、個人向けIP電話の正式サービス
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http://www.biglobe.ne.jp/whatsnew/fax/030219.html
NECは19日、同社の運営するISP「BIGLOBE」にて、現在試験サービスとして提供しているIP電話サービス「FUSION IP-Phone for BIGLOBE（以下、FUSION IP）」と「NTTコミュニケーションズ IP-Phone for BIGLOBE（以下、NTT IP）」を3月1日より正式サービスとして開始すると発表した。月額基本料金は280円で、国内通話料は全国一律3分8円。同サービスの利用者同士は無料で通話できる。
このIP電話サービスは、現在利用しているADSL回線に、BIGLOBEが提供するIP電話機能内蔵のADSLモデムと一般加入電話の電話機を接続するだけで利用できる。提供されるIP電話サービスは、ユーザーが利用しているADSL業者で異なる。イー・アクセスの回線を利用している「使いほーだいADSLeコース」の会員にはFUSION IPが提供され、アッカの回線を利用している「使いほーだいADSLaコース」の会員にはNTT IPが提供される。どちらの場合も、ADSL回線が電話回線を共用するタイプ1を利用していることが条件となる。
料金面では、月額基本料金と国内通話料が両社同一だが、国際料金はそれぞれ異なる。米国へはFUSION IPが1分8円に対してNTT IPが1分9円、オーストラリアの場合はFUSION IPが1分40円に対してNTT IPが1分20円など国ごとに料金が異なっており、一概に高い安いと比較することはできない。
一方、両社のサービスで大きく異なるのは、VoIP基盤ネットワークだ。両社とも独自のVoIP基盤ネットワークを構築しており、それぞれのネットワーク加入者間は原則無料で通話が可能となっている。FUSION IPでは地域間高速化ネットワーク機構（IXO）参加プロバイダーとの間でのIP電話と無料通話。NTT IPには、OCN、So-net、@nifty、Panasonic hi-hoが参加しており、それぞれのIP電話間で無料通話ができる。
正式サービスへの申し込み受付は、新規ユーザーの場合3月1日から、試験ユーザーの場合はFUSION IPが2月19日から2月25日、NTT IPは2月20日から2月26日の間となっている。
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(2003/2/19)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]