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【調査結果】

W3C会員のWebサイトで標準準拠はわずか6.5%

■URL
http://www.markokarppinen.com/20030224.html

 W3C会員である組織が開設しているWebサイトのうち、W3Cの標準規格に準拠しているサイトの数はわずか28サイト、全体の6.5%に過ぎないことが判明した。これはフィンランドのWeb開発者Marko Karppinen氏が半年に一度独自に調査しているものだ。

 調査は、W3C会員のWebサイトに対して、そのサイトが標準に準拠しているかを簡単に確かめるられるツール「W3C Validator」で確認するという方法で行なわれた。今回の調査時点では、前回2002年8月時点に比べてW3C会員のアクティブなWebサイトが454から429に減少していた。

 429サイトのうち、標準準拠が確認されたサイトは全体の6.5%であり、半年前の2002年8月時点の4.6%に比べて1.9ポイント増加していた。1年前の2002年2月時点では3.7%だったことを考えると、標準準拠しているサイトの割合が順調に増加している様子がうかがえる。また、標準に準拠していた28サイトのうち、57%がHTML4、32%がXHTML1.0、残り11%がHTML3.2を使用していた。

 さらに、ブラウザーメーカーのWebサイトに対する調査結果によれば、標準準拠していたのはOperaだけであり、Microsoft、AOL、Appleはいずれも標準に準拠していないことも確認された。また、Web開発ツールメーカーのAdobeやMacromediaも標準準拠していないという。

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W3C会員サイト、HTML標準に準拠しているのはわずか4.6%

(2003/2/26)

[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com) ]

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