【業界動向】
外出先から家電の操作と留守宅の監視
九州電力、FTTHを利用したホームネットワーク実験
■URL
http://www.kyuden.co.jp/cgi-bin/pa_rel/cre_rel_page.cgi?contrCode=r_20030304_20030304_100001_1001
九州電力は4日、ホームネットワークの実証実験を3月上旬から9月下旬まで実施すると発表した。FTTHネットワークとホームサーバーを利用して、携帯電話で外出先から自宅の様子を確認したり、家電を操作できるシステムを構築する。
実験は、九州通信ネットワークのブロードバンドサービス「BBIQ」の会員の中から福岡市とその近郊に住む約50世帯を選定して行なう。モニター世帯にホームサーバーと監視カメラ、各種センサーを設置。不審者が侵入した場合に携帯電話にメッセージを送信し、ユーザーが留守宅の様子を画像で確認できるようにする。
このほか、エアコンやテレビ、ビデオ、照明の遠隔操作や、集中管理センターのオペレーターがIP電話経由でパソコン操作のサポートを行なうサービスも検証。2004年度以降、ホームネットワークの実用化を検討する。
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(2003/3/5)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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