【業界動向】
ビーマップ、無線LAN向けコンテンツ配信システムに著作権保護機能
■URL
http://www.bemap.co.jp/business/aircompass.html
ビーマップは11日、コンテンツ配信の著作権保護システム分野で、韓国に本社を持つシールトロニック・テクノロジーと業務提携したと発表した。ビーマップの無線LAN向けコンテンツ配信システム「AirCompass」に、シールトロニックの電子透かし技術や暗号化技術を組み合わせた製品を開発する。
AirCompassは、NTTブロードバンドプラットフォームや鉄道会社が運営するホットスポットサービス「無線LAN倶楽部」などで導入されているシステム。今回の提携により、著作権保護が求められる音楽や映像のコンテンツ配信にも対応できるようにする。例えば、駅のホットスポットで音楽コンテンツを購入して通勤電車の中で楽しんだり、特急列車の中で映画を見るといったサービスが可能になるという。ビーマップによれば、今後も複数の通信事業者にAirCompassを提供する予定だとしている。
一方、シールトロニックでも、自社の著作権保護ソリューションとAirCompassを連携した製品を韓国のホットスポットなどに向けて販売していく考えだ。
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(2003/3/11)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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