【新製品】
住宅設備をインターネット経由で遠隔操作
松下電工が「エミット・ホームシステム」を発表
■URL
http://www.mew.co.jp/press/0303/0303-5.htm
|
情報コントローラー「Homity」 |
松下電工は12日、インターネットを利用した住宅設備のコントロールシステム「エミット・ホームシステム」を発表した。携帯電話から照明やエアコン、ドアの鍵などを遠隔操作できるほか、留守宅の異常を知らせてくれるホームセキュリティ機能も備える。
同システムでは、照明器具や電気錠付き玄関ドア、エアコンなどの住宅設備のほか、Webカメラ、火災センサー、ガスセンサー、防犯センサーを、ディスプレイ付きの情報コントローラー「Homity」とホームゲートウェイを介してインターネットに接続する仕組みとなっている。たとえば、留守宅で火災や侵入者を感知した場合には、携帯電話に自動的にメールや音声で通知され、Webカメラの映像を確認できる。また、ドアホンとも連動することで、サーバーに保存された留守宅の訪問者の映像も外出先から確認可能だ。ドアの非接触キーのIDを読み取り、家族の誰かが帰宅した際に通知してくれる機能も用意されている。
同社はすでに2月下旬、「エミット・マンションシステム」を発表し、ディベロッパー向けに受注活動を開始していた。今回のエミット・ホームシステムは戸建住宅などを対象とした製品となっており、12月より首都圏から順次発売する予定だ。機器の価格は約50~300万円で、このほかに工事費やサービス費(登録費1万5,000円/月額料金1,500円)が必要となる。
◎関連記事
■松下電工、マンション向けIT化製品「エミット・マンションシステム」展開
(2003/3/13)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
|