【通信事業】
アッカ、@niftyのIPv6試験サービスに
ADSL回線を提供
■URL
http://www.acca.ne.jp/release/030319.html
http://www.acca.ne.jp/ipv6_ipv4/index.html
アッカ・ネットワークスは19日、ニフティが20日から試験提供する「@nifty IPv6接続サービス」に12MbpsのADSL回線を提供すると発表した。アッカのADSLサービスエリア全域が対象で、月額料金は2,400円(@niftyのADSL料金は別途必要)。
アッカが全国のサービスエリアをカバーするかたちで構築済みのIPv4/IPv6デュアルサービスのネットワークを通じて提供される。@niftyのIPv6試験サービスユーザーは、アッカが認定するブロードバンドルーターを導入することで、IPv6接続ならびに既存のIPv4接続がプラグアンドプレイで利用可能。現在、認定されているルーターはヤマハのRTA55iで、デュアルサービス対応のファームウェアが公開されている。
アッカのADSL回線を使ったIPv4/IPv6デュアルサービスは、すでにNTTコミュニケーションズのOCNで同じく20日から提供を開始することを発表しており、@niftyは2社め。アッカでは、今後も提携ISPと調整していくとしており、決定しだいWebサイトで案内する予定だ。
なお、アッカのデュアルサービスを通じて2社が提供するIPv6サービスは、料金やオプション機能の部分で異なる点がある。例えば、ユーザーに割り当てられるIPv6アドレス空間がOCNでは/48(2の80乗個分)なのに対して、@niftyでは/64(2の64乗個分)となっている。また、サブドメインや独自ドメインの運用形態についてもISPごとに異なるとしている。
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(2003/3/18)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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