～会話の保存機能などを新たに搭載

マイクロソフト、「MSN Messenger 3.5 for Mac OS X」をリリース

■URL
http://www.microsoft.com/japan/mac/messenger/
http://www.microsoft.com/japan/mac/download/messenger/

　マイクロソフト株式会社は25日、Mac OS X用のインスタントメッセンジャー「MSN Messenger 3.5 for Mac OS X」（以下、MM3.5）をリリースした。現在、同社Webサイト上からダウンロードできる。対応OSは、Mac OS X 10.1.3以降となる。

　MM3.5は、「MSN Messenger」のMac OS X専用バージョンで、Mac OS X向けにインターフェイスの変更が行なわれているほか、「会話の保存」や「ファイル転送」機能が新たに追加されている。また互換性も考慮されており、Windowsの「MSN Messenger」や他のMac用バージョンともメッセージの送受信ができる。なお、Mac OS 8.6～9.x利用ユーザーには、別バージョンである「MSN Messenger 2.1」が用意されているため、導入時には注意が必要だ。

　「会話の保存」機能は、送受信したメッセージの内容を保存できるというもの。発言単位での保存のほか、会話全体をまとめて保存することも可能となっている。メッセンジャーで友人と約束したものの時間を忘れた場合などに役立つという。そのほかにも、登録メンバーをドラックするだけでグループ分けすることができる機能や、メッセージの外観を自由にカスタマイズできる機能、チャットウィンドウにファイルや画像をドラックするだけでメッセージと一緒に送信できる共有機能などが実装された。

「MSN Messenger 3.5 for Mac OS X」の外観	オンラインとオフラインが一目瞭然でわかるようになっている
ドラッグするだけで、ファイルを送信することができる	会話の保存機能。自動的に保存するか、ウィンドウを閉じる度に確認するかなどを選ぶことが可能だ

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(2003/3/25)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]