【ソフトウェア】
「Opera 7.10 for Windows」と「Opera 7.10 for Linux Beta」リリース
■URL
http://www.opera.com/pressreleases/en/2003/04/11/ (英文)
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左上に“Forward”や“Back”ボタンがあるのが特徴
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ノルウェーのOpera Softwareは11日、Webブラウザー「Opera 7.10 for Windows」と「Opera 7.10 for Linux Beta」を公開した。同社Webサイトからダウンロードできる。ただし、11日20時現在、英語版しか提供されていないので、日本語版ユーザーは注意が必要だ。
Opera 7.10の最大の特徴は、ツールバー部分に追加された“FastForward”ボタンと“Rewind”ボタン。これらのボタンは、通常の“Forward”や“Back”ボタンよりも高速に進むことや戻ることができるというもの。実際に試してみたところ、VTRの早送りや巻き戻しのように次々と早送りや巻き戻しを行なうことができた。そのほかにも、Cookieを管理できるクッキーマネージャーなどが追加された。
また、改良された機能として、M2メールクライアントやキーボードショートカット、ポップアップ広告対策機能などが挙げられている。M2メールクライアントは、スパムフィルターが強化されたほか、POP3、IMAP、ESMTPをサポートしたという。キーボードショートカットでは、新機能で“FastForward”と“Rewind”ボタンが追加されたのにあわせて、“FastForward”には「スペース」が、“Rewind”には「Shift+z」がそれぞれキーボードショートカットとして割り当てられた。ポップアップ広告対策機能では、より簡単にポップアップ広告を遮断することができるようになり、完全にポップアップ広告を遮断することができるという。
なお、セキュリティ修正については、Opera社Webサイト上のリリースノートでは触れられていない。
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(2003/4/11)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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