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【ソフトウェア】

アークン、不正アクセス監視ツール「PestPatrol 日本語版」を発売

■URL
http://www.pestpatrol.jp/
http://www.ahkun.jp/

 株式会社アークンは、PCに仕込まれた不正アクセス・迷惑ツールを発見し、排除する米PestPatrol社のソフトウェア「PestPatrol 4.2 日本語版(以下、PP日本語版)」の発売を4月16日より開始する。対象OSは、Windows XP/2000/NT/Me/98。価格は、1ライセンスあたり5,000円程度になる予定。

 PP日本語版は、攻撃者がウイルスや不正プログラムを利用してPC内に仕掛けることによって、外部への情報漏えい活動などを行なうキーロガーやスパイウェア、トロイの木馬といったプログラム(アークンではこれらをペストと呼んでいる)を検知するソフト。アークンは、日本語版に先駆けて英語版を1月14日から、評価版を3月から提供していた。

 PP日本語版では、2003年時点で発見されている「ペスト」の約90%(約7万種類)に対応しているという。新しいペストが発見された際には、PestPatrol社のデータベースが更新され、ウイルス対策ソフトと同様にユーザーがダウンロードして更新する形となる。このデータベースは、週1回程度更新される。

 アークンによると、「“ペスト”は“ウイルス”とは全く異なるものだ。したがって、PestPatrolはウイルス対策ソフトでは対応できない部分に対応するソフトとなっている。官公庁などが既に導入しており、現在のところ、企業向けへのライセンス販売のみとなっているが、パッケージ販売も検討している」とのこと。

「PestPatrol 4.2 英語版」の画面イメージ

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(2003/4/14)

[Reported by otsu-j@impress.co.jp]

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