【ソフトウェア】
米Microsoft、Exchange Server 2003にアンチウイルス・スパム機能などを搭載
■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/Apr03/04-14AntiSpamPR.asp
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/Apr03/04-14AVArchitecturePR.asp
米Microsoft社は14日、2003年中頃に提供予定の次期メッセージング・スケジューリングサーバー「Microsoft Exchange Server 2003(以下、ES2003)」にウイルス対策やスパムフィルタリング機能を搭載すると発表した。
ES2003に含まれる新機能は、Virus Scan Application Protocol Interface(VSAPI)のバージョン2.5によって実現される。APIでウイルスプログラムを実行させることにより、迅速にウイルスの検知・削除が可能になるという。
具体的には、ネットワークの入り口部分でのウイルススキャンを行なうことにより、メールボックスに到達する前にメールを検査・隔離することができる。また、送信時には送信するメールをすべて検査してから送信するため、企業から外部へのウイルス拡散を防ぐことができるという。
また、次期バージョンの「Microsoft Office Word 2003」にもこの機能が搭載される。Wordでは、XMLのコードを含んだWordドキュメントのヘッダー部分にフラグを立てることにより、対象のドキュメントに危険なマクロを含むか否かを迅速に判断し、対応することができるという。
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(2003/4/15)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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