【ソフトウェア】
マクロメディア、HTTPトンネリングやSSLに対応したFlash Server
■URL
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/proom/pr/2003/flashcom15_announce.html
マクロメディア株式会社は22日、コミュニケーションとアプリケーションを統合するサーバー「Macromedia Flash Communication Server MX 1.5インターナショナル版(以下、FCS)」を5月12日より発売開始すると発表した。価格は、最大同時接続数50、最大使用帯域1.0MbpsのPersonalバージョンで6万5,000円から。
FCSは、ストリーミングメディアやリアルタイムのコラボレーション作業、動画、音声、文字メッセージなどに対応するサーバー製品。また、「Macromedia Flash MX」などのMXシリーズや再生ソフト「Macromedia Flash Player」の機能を活用できる。これらの機能を利用して、企業がWebサイトにストリーミングメディアやリアルタイム対話機能を組み込み、製品のマーケティング情報や株式情報、オンライン学習などを提供できるようになる。
今回の新バージョンでは、企業ユーザーから要望の多かったHTTPトンネリングやSSL対応、Linux対応といった機能が追加された点が特徴だ。HTTPトンネリングとSSLに対応したことによって、コンテンツやメッセージをファイアウォールやプロキシー経由でも安全に送受信できるようになった。また、オーディオおよびビデオの同期機能が強化され、ライブストリームの遅延時間管理用APIが追加されたことにより、オーディオ品質が向上したという。
プラットフォームでは、従来のWindowsに加え、Linux(Redhat Linux 7.3以上)が追加された。パッケージソフトには両プラットフォームのインストーラーが含まれ、使用時にどちらを利用するか選択し、ライセンス登録を行なう。
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(2003/4/22)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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