【セキュリティ】
センドメール、メールシステムのセキュリティ対策統合ソリューション
■URL
http://www.sendmail.com/jp/
センドメール株式会社は22日、メールシステムのウイルスやスパム対策をサーバー側で一元管理できる統合パッケージ「メール・セキュリティ・ソリューション」を同日より発売すると発表した。価格はオープンプライスで、NECソフト、東芝ITソリューションなどの販売パートナーを通じて企業や自治体向けに提供する。
同ソリューションは、同社のメッセージング製品である「Sendmail Swicth」のプラグインとしてセキュリティ対策機能を提供するもの。Sendmail Swicthに加えて、米Network Associates McAfee部門のOEMである「Anti-Virus Filter」と、添付ファイルをフィルタリングする「MIME Attachment Filter」で構成されており、送受信するメールのウイルススキャンやスパムメールのフィルタリングがゲートウェイレベルで行なえる。各機能を持つソフトを個別に導入するのに比べて高速処理が可能になるほか、Sendmailの管理用GUIから一元的に設定・管理できるメリットがあるという。
なお、Anti-Virus FilterはこれまでUNIX版とLinux版が提供されていたが、今回からWindows版の提供も開始される。メール・セキュリティ・ソリューションは既存のメールシステムやグループウェアとも組み合わせることが可能なため、センドメールではWindowsサーバーでこれらを運用している企業でも需要があるものと見ている。
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(2003/4/22)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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