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【業界動向】

SCNが業績発表。2003年度は減収減益でもブロードバンド会員増加を狙う

■URL
http://www.so-net.ne.jp/corporation/IR/pdf/030423j.pdf
http://www.so-net.ne.jp/corporation/IR/pdf/pp030423j.pdf

SCNの山本泉二社長
 ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(以下SCN)は、2002年度の連結業績概要と、2003年度の重点施策を発表した。2003年度はブロードバンド会員倍増を目標とした展開となる。

 2002年度の同社売上高は、2001年度に比べ17%増の387億9,500万円。うち営業利益は前年度のマイナス17億700万円から4億7,200万円、経常利益は前年度のマイナス22億5,900万円から9,600万円と、いずれもプラスに転じている。なお純損失は、前年の21億100万円から1,600万円。

 ISP「So-net」の会員数は、2001年度の224万人から、6万人増加して230万人となった。うちブロードバンド会員数は42万人で、2001年度の19万人に比べ2倍以上の伸びとなっている。ADSLとFTTHの比率は明らかにしていないものの、FTTH利用ユーザーは数%程度という。

 SCNの代表取締役社長兼CEOの山本泉二氏は、「2002年度は上期でコスト改善やコンテンツの選択と集中といった体質改善を行ない、下期では会員獲得に向けたサービスラインナップの拡充で積極策をとった」と説明。上期ではダイヤルアップのアクセスポイントを中心としたネットワークコストの改善、JustNet会員の統合完了などで、大幅なコストダウンと体質強化ができたという。下期では「PostPet V3」や「エバークエスト日本語版」をはじめとするコンテンツ強化や、モバイル関連サービスの充実、また東京電力・有線ブロードネットワークスによる光接続関連サービスの強化を行なっている。

 2003年度への戦略では、ブロードバンド会員数の増加を最大の課題とした展開を行なっていく。So-netのADSL会員シェアは、現在ADSLユーザー全体の6%程度。山本氏は「ブロードバンド会員がSo-net全体の5分の1程度とまだ少ないのは、現状キャンペーンや販売促進などで遅れをとっている面もある。ただ、キャンペーンなどでYahoo! BBとダイレクトに競合することは考えていない」と発言。ブロードバンド会員の倍増を目標に、5月以降の新キャンペーン展開や、ソニープラザやTSUTAYA、am/pmといった店頭での入会促進、既存会員のブロードバンド移行など、積極的なマーケティングを展開するという。

 また収益の中心となる接続サービスに加え、コンテンツなどのインターネット関連サービスや商品販売にも力を入れていく。インターネット関連サービスでは、So-netフォンやPostPet V3などが中心で、特にSo-netフォンについては、「ADSLに加えてFTTHでの早期対応を行ないたい」(山本氏)としている。また商品販売では、「ネットですぐに差の出るハードは少ないが、PS2やクリエまでブロードバンドにつながる形を想定しながらの商品投入を図る」(山本氏)としている。

 こうした展開で、2003年度は会員獲得費用を大幅に増やしてく方針で、「業績的には増収減益」(山本氏)になるという。売上高は前年度比10.8%増の430億円を見込んでいるが、営業利益はマイナス17億円、経常利益はマイナス19億円、当期純損失は13億円の見込みという。会員獲得費用として約30億円を予定しており、これが減益の大きな要因になるという。なお会員数は10万人増の240万人、うちブロードバンド会員は約80万人を目標としている。

 山本氏は「体質としては営業黒字を実現できるところにあり、利益追求はいつでもできる」と述べた上で、「現在のADSLは過当競争に近い状態で、会員数に対して獲得費用が大きいのは現状やむをえない。業界全体がずっとこのままでいくわけではないが、ある程度の費用をかけざるを得ない」と、会員獲得費用急増の理由を述べた。その上で、「会員獲得に加えていろいろなサービスの充実を図った上で、最終的にはSo-netのサービスレベルの高さをアピールしていく」という。

2002年度の業績 2002年度の主な施策
今後のマーケティング展開 2003年度の利益増減の要因

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(2003/4/23)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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