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【調査結果】

警察庁、1月からの3カ月間で5万1,000件のサイバー攻撃を検知

■URL
http://www.npa.go.jp/ (警察庁)

 警察庁は1日、今年1月〜3月にかけての日本におけるインターネット治安情勢の分析結果をまとめた。同庁のサイバーフォースセンターが全国の警察施設に設置している装置で検知したサイバー攻撃は、昨年10月〜12月よりも13%減少し、約5万1,000件だった。依然としてSlammerワームが多く、約43%(2万2,069件)を占めた。

 同庁が発表した攻撃件数の推移グラフによると、「攻撃件数は日々激変」している。1月の前半は1日あたり約200〜700件の間を推移していたのが、1月26日〜27日にかけてSlammerの流行と同時に約1,000〜1,300件に跳ね上がった。その後、2月に入って約250〜800件の間に戻ったものの、24日に約1,400件に再び急増。3月は約500〜800件で推移している。

攻撃状況の推移(クリックで拡大)

 発信元を見ると、アメリカが44.4%(2万2,630件)で圧倒的に多く、以下、日本が7.1%(3,630件)、中国が6.2%(3,136件)、韓国が5.9%(3,012件)、イタリアが3.7%(1,887件)と続いている。なお、他の国を経由している場合もあるため、発信元が攻撃元とは限らないとしている。

 これら上位5カ国の発信元については、国別の攻撃手法のデータもとりまとめており、「攻撃手法に国別特徴が見られる」という。アメリカからの攻撃は「ポートスキャン」が47.1%(1万651件)ともっとも多く、次いで「ワーム」の42.0%(9,499件)となっている。中国もこの傾向にあるが、ポートスキャンが68.1%(2,135件)、ワームが24.7%(776件)と、ポートスキャンの占める割合がさらに大きくなっている。

 一方、日本からの攻撃は2カ国とは逆の傾向。ポートスキャンとワームが上位2つである点は同じだが、もっとも多いのはワームで70.8%(2,571件)、次いでポートスキャンの21.2%(770件)となっている。

 残る韓国とイタリアからの攻撃は、ポートスキャンやワーム以外の攻撃が目立つ。韓国は「バックドア接続要求」が61.1%(1,840件)でもっとも多く、ポートスキャンが20.8%(625件)、「Ping攻撃」の10.8%(326件)と続く。ワームはこれらに次いで、6.0%(182件)で4位だ。イタリアは、Ping攻撃がトップで62.4%(1,178件)、次いでポートスキャンが21.8%(411件)、ワームが14.6%(275件)の順となっている。

発信元の国別攻撃手法(クリックで拡大)

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(2003/5/2)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]

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