【調査】
IDC、セキュリティアプライアンスサーバーの市場予測を発表
■URL
http://www.idcjapan.co.jp/Report/top/j30602index.html
IDC Japan(以下IDC)は、セキュリティアプライアンスサーバーの2002年国内市場における出荷実績と、2007年までの市場規模予測を発表した。同社が発行したレポート「2002年下半期国内アプライアンスサーバー市場動向と2002年~2007年の予測」(価格60万円)をもとにしたもの。
IDCによれば、2002年における国内セキュリティアプライアンスサーバー市場の出荷金額は183億円。IT投資が冷え込むなか、情報セキュリティに対する意識の高まりなどで、セキュリティ関連製品には積極的な投資が行なわれたという。特にファイアウォール/VPNアプライアンスの需要が高く、出荷金額で同市場の96.1%と、大半を占めた。
ベンダー別では、シスコシステムズが出荷金額シェアで21.9%と最も多く、次いでノキアとNetScreenがいずれも18.9%。後にSonicWALLやWatchGuardが続いている。
IDCでは、情報セキュリティに対する意識の向上やサイバーテロの不安により、セキュリティアプライアンスサーバーの国内市場はさらに拡大すると分析。この傾向は2003年以降も続き、以後は平均年間成長率7.0%で成長。2007年の市場規模は256億円に達すると予測している。
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(2003/5/6)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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