【業界動向】
家庭や企業のIPv6移行をサポートするガイドライン、普及協議会が策定へ
■URL
http://www.v6pc.jp/jp/index.html
IPv6普及・高度化推進協議会は9日、家庭や企業、ISPにおける円滑なIPv6移行をサポートするための「移行に関する分科会」を設置すると発表した。26日にも正式に活動をスタートする。
分科会では、ホームネットワーク、企業イントラネット、ISPなどと対象を分類した上で、それぞれの移行モデルについて記した「移行導入ガイドライン」を作成する。「移行導入の方法がわからない」「移行導入後の安定度、品質への不安」「直近の具体的なメリットがはっきりしない」といった課題に対応するノウハウの集約を図る。2003年度中にも第1版をとりまとめる予定だ。
分科会の発起人は、協議会の会員であるNTTコミュニケーションズ、富士通、NEC、日立製作所、松下電器産業、パナソニックコミュニケーションズ、三菱総合研究所、インテック・ネットコアの8社。JPNICのIPv6担当理事でもあるインテック・ネットコアの荒野高志氏が主査を務める。
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(2003/5/9)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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