【セキュリティ】
Windows XPに「RealOne Player」を導入するとパフォーマンスが低下する不具合
■URL
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;817143
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不具合を報告するマイクロソフトのサイト
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マイクロソフト株式会社は22日、Windows XPにRealNetworksの「RealOne Player」をインストールするとパフォーマンスが低下する場合があると発表した。
この問題は、Windows XPに「RealOne Player バージョン1」をインストールすると、PCのパフォーマンスが低下するというもの。原因は「RealOne Player バージョン1」と同時にインストールされる「Evntsvc.exe」というプログラムスケジューラにある。「Evntsvc.exe」は、RealOne Playerとは無関係に動作し、事前にスケジュールされた間隔で自動アップデートやメッセージセンターの案内を実行するために使用されているもの。
この不具合により、PC起動時にWindowsを読み込む時間が通常より長くなることがあるほか、「Evntsvc.exe」のプロセスがCPUリソースを100%使用してしまう現象もありえるという。
マイクロソフトでは、この不具合の一時的回避策として「タスク マネージャ」を利用して「Evntsvc.exe」のプロセスを終了させる方法や、「RealOne Player バージョン1」を削除する方法を紹介している。また、最新バージョンである「RealOne Player バージョン2.0」にアップデートすることで修正できる。
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(2003/5/23)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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