【セキュリティ】
Windows XPの修正プログラムでネットワークに接続できなくなる不具合
■URL
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=http://www.microsoft.com/japan/support/sokuho/default.asp
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en;818043
マイクロソフト株式会社は29日、Windows XPの修正プログラムを適用後、ネットワークに接続できなくなる不具合が発生していることを発表し、その対処方法を掲載した。
問題は、マイクロソフトが公開したWindows XP用推奨修正プログラム「818043」を適用すると、一部のウイルス対策ソフトなどとの互換性に問題が発生し、ネットワーク接続ができなくなるというもの。マイクロソフトでは、修正プログラム適用後にネットワーク接続できなくなった場合は、修正プログラムをアンインストールするように推奨している。
「818043」は、L2TP(Layer Two Tunneling Protocol)やIPSec(Internet Protocol security)などの機能拡張を図り、Windows 2000/XPのセキュリティ強度を上げるために提供された修正プログラムだ。マイクロソフトは、この修正プログラムを一旦Windows Updateに掲載したが、不具合が確認されたため、数日後にWindows Updateのリストから取り下げていた。
修正プログラムのアンインストールは、コントロールパネルより「プログラムの追加と削除」を選択し、「Windows XP Hotfix (SP2) Q818043」を削除することにより行なえる。
◎関連記事
■Windows XPのパフォーマンスが落ちる不具合を改善するパッチが公開
■Windows XPに修正パッチをあてると、パフォーマンスが低下する不具合
■Windowsのカーネルに管理者権限を奪われる可能性のある脆弱性
(2003/5/30)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
|