【IPv6】
フリービット、「Feel6Farm」でMacintoshに対応。 Mac対応のIPv6実験は国内初
■URL
http://start.feel6.jp/
http://www.freebit.com/
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BitBasket6 Macintosh版の画面 |
フリービット株式会社は、IPv6技術の実証実験「Feel6Farm」でのMacintosh対応を開始した。
「Feel6Farm」は、既存のIPv4環境でIPv6接続を実現する新技術「Feel6 Technology」の実証の目的で展開しているもので、専用のIPv6接続ソフトウェア「BitBasket6」を用いて利用する。これまで同ソフトはWindows XPのみの対応だったが、今回新たにMacOS X対応版の配布を開始する運びとなった。フリービットでは、IPv6実験におけるMacintoshへの対応は、今回が国内初の事例としている。
「BitBasket6」Mac版では、IPv6の接続設定をウィザード形式で容易に行なえる「簡単接続機能」をはじめ、「BitBasket6」で接続している自宅のパソコンに、外出先などからWebブラウザーを用いてアクセスできる「リモートディスク機能」、新着メールを到着と同時にプッシュ配信する「着信通信機能」が利用できる。ただし、Windows版で提供しているメールの送受信やWeb閲覧といった機能は搭載していない。6月2日19時より、「Feel6Farm」サイトからのダウンロード配布を開始する予定だ。
フリービットではこれに加えて、「Feel6Farm」のWindowsユーザー向けの機能強化も行なった。これまでメール閲覧やファイル閲覧など、“閲覧”が主体だった「リモートディスク機能」に、遠隔のPCから自宅PC(BitBasket6で接続しているPC)へのファイルアップロードやメール送信、送受信データの暗号化といった機能を追加し、使い勝手を向上させたという。
なお「Feel6Farm」での実験は7月末までの予定で、希望者は無料で参加できる。
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(2003/6/2)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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