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NTT東西、「フレッツ広域化」を提供エリア全地域に拡大
■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0306/030605a.html
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NTT東西は5日、「フレッツサービスの広域化」を両社の提供エリア全地域に拡大すると発表した。NTT東日本は6月30日より、NTT西日本は6月17日より順次提供開始する。提供地域拡大による追加料金は特に発生しない。
NTT東西は総務省の認可を経て、3月より首都圏エリアで県間接続を開始していたが、準備が整ったことを理由に6月17日より両社の全サービス提供エリアで「フレッツ広域化」を順次行なっていく。これにより、両社がフレッツ・アクセスサービスを利用して提供しているサービス「フレッツ・オフィス ワイド」、「フレッツ・グループアクセス」、「フレッツ・コネクト」、「フレッツ・オンデマンド」(NTT東日本のサービス名称)の各サービスが、それぞれNTT東日本の全エリアとNTT西日本の全エリア(サービスによっては一部地域を除く)で県間を跨いで利用することが可能になる。
今回のフレッツサービスの広域化によって、東日本エリアでは従来の東京、神奈川、埼玉、千葉に、北海道や秋田、新潟、長野などが加わり、17都道県に広がる。西日本エリアは、従来の大阪、京都、兵庫など近畿2府4県に、沖縄や福岡、愛媛、広島などが加わり、2府28県に拡大される。
NTT東日本ではフレッツの広域化にあわせて、フレッツ加入者向けの無線LANによるアクセスサービス「Mフレッツ」の提供エリアを拡大する。これにより「Mフレッツ」は、現在東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、北海道の1都1道3県で提供されているものが、6月30日より17都道県に拡大される。新規提供地域でのサービス受付は6月30日より開始し、提供地域拡大による追加料金は特に発生しない。
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(2003/6/5)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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